知人と物件オーナーが親密なケースが多い

インターネットの普及により、より広範囲からの情報収集が可能になりました。そのため、賃貸物件探しに役立つことも少なくありません。インターネットを活用することで、地元だけでなく、いろいろな地域の賃貸物件情報に触れることができます。多く物件から条件に合わせて検索できるサイトもあるので、思いがけない情報と出会うことも夢ではないでしょう。

その一方、職場や知人(以降、知人)を介した物件探しにも注目されています。物件情報に詳しい人は、物件のオーナーと親密なケースが少なくないからです。そのため、インターネットでは収集できない情報を入手することも十分可能です。また、物件の紹介は知人自身の信用問題にも関わってきます。このような理由から、知人が後押しする物件なら安心といえるでしょう。

知人と依頼者(自分)との信頼関係が大切

賃貸物件探しを知人に依頼するメリットは、依頼者(自分)側にもあります。知人が物件探しに協力してくれるかどうかは、依頼者と知人との信頼関係が左右することが多いからです。知人との関係を良好に保つためには、物件探しに真剣なことを明確にする必要があります。そのうえで、希望する物件の条件も話しておきましょう。もし、ほかの方法で物件探しをしている場合は、その旨を知人に伝えておくことも重要です。

なお、金銭にルーズなど、依頼者の生活態度に不安な点がある場合、物件のオーナーに迷惑が掛かる可能性がでてきます。その結果、物件を紹介した知人の信用を落とし、知人と物件オーナーの交友関係に及ぶこともあるからです。物件の紹介を引き受ける知人には、このようなリスクがあることも知っておきましょう。